コーラは大人の飲み物なお話

▷天と飲み物のお話①

小さい頃父と母がコーラを飲んでいて、天も飲みたいというと、「こんな黒い飲み物は大人にならなきゃ飲めない」と言われ、「そうなんだ!」と受け入れて飲んだことがなかった。

素直か!笑

おかげて今も『炭酸』はあまり得意ではない。微炭酸か、抜け抜けくらいの炭酸が好き。

そんな父も、開けたてのコーラは「辛い」と言って少しお水で薄めて飲む人で、天もその気持がとても分かるし、そのくらい薄いめが好き。全体的に飲み物は薄味が好きで、ポカリスエットとかは薄めて飲みたい。

カルピスはミルクで割るのが好きだけど、うすピス(薄味カルピス)が好きで、それを知ってる母が入れてくれるうすピスはもう最高。(しかし母曰く、美味しくないらしい 笑)


最近友人に実家のお話をすると「喫茶店みたいなお家ね」と言われることが多い。

実家では、ちょっとシャリっとして缶詰のフルーツとバナナ味やミルクを感じる「ミックスジュース」やアイスクリームののっかった「コーラフロート」が普通に出てくる。ついでに、我が家ではコースターも必須アイテムだし、使わないと怒られるレベル。

友人がお家に遊びに来た時、母が何飲む?と言ってから、メニューでも出て来るのかというくらい、飲み物のバリエーションも多いし、とりあえずいろんな飲み物を出しまくるてくれる。季節に合わせた飲み物だったり、ジュースだったり、お茶だったり、暖かかったり、冷たかったり、ほどよきバランスで色々出してくれるのは、お家でもサロンでも。「天のお家行ったらお腹チャプチャプなるね」って言われる。

とは言え、タイミング良くアイスがあったりして、コーラフロートが出てくると友人は「こんなのお家で出たこと無い!」「(フロートをストローで飲みながら、アイスを長いスプーンでつつきながら)こんなスプーンお家で見たこと無い!」って驚かれることもしばしば。おもてなしメニューではなく、通常メニューなんだけど。

「ミックスジュース」に関しては、急に出てくる。バナナが食べ切れなさそうだとか、缶詰フルーツをいただいたとか何かしらのきっかけはあるものの、ぱーっと作って、かーっと飲んで、さーっとお片付けまで、思い立ってから作るスピードが早い上、本格的な味に驚く。

「コーラフロート」は、アイスはスーパーカップ。コーラはコカコーラ。高級アイスに高級コーラではあの『喫茶店の味』にはならないそう。氷とアイスとコーラにかかるフレッシュが相まってシャリっと凍っているところが好き。バニラアイスの溶け切った、コーラの炭酸が薄まり、甘くなっているところも好き。もちろんコーラという大人にしか飲めない飲み物は中学を過ぎた当たりにデビュー済。

お家に帰ったら、何かしらの飲み物が、夏は氷がいっぱいに入ったグラスにストローがついた冷たい飲み物、冬はマグカップで暖めたのか、急須で入れたお茶などの暖かい飲み物が何も言わなくても出て来る。コップが空けばお変わりを入れてくれる。これが我が家の普通だし、天も父と一緒に帰宅した時は父に同じことをする。

母と比べると天が飲み物を飲まなさすぎるので、いつも心配される。最近はちょっと気にしてちゃんと水分補給してるよ。


母はたくさん飲み物を飲む人で、母がころんだ時、膝から出るのは「血」ではなく「コーヒー牛乳」だと思う。

父と母が結婚した時「インスタントコーヒー廃止」の約束をしたそう。豆を挽くところまではしないでも、2人のお気に入りの喫茶店のマスターから教わった方法で淹れた珈琲をお家では飲もう!(淹れるのは母担当)という約束をしたらしく、実家でインスタントコーヒーを見かけたことはない。天も小学校高学年くらいの頃、ちゃんとした淹れ方を教わり入れるようになったけど、美味しい日と、美味しくない日の差がすごい。開けたての豆から淹れる珈琲は美味しいけど、それでも味の差がすごい。やっぱり母のコーヒーにはまだ勝てない。よく「今日は調子悪いね」って言われるけど、それでも美味しい日ももちろんある。久しく淹れてないなぁ…。

ということで、母はほぼ毎日珈琲を淹れ、牛乳で割って飲んでいる。しかも結構な量を。それでもあの体型を維持してるのはすごいし、天が今の母の年齢になった時、体型を維持できているかというとちょっと不安。


そこまで飲み物に関するお話ってある?って思ったものの、何故か結構飲み物に関するお話があったのでいくつかお話してみようと思います 笑

久々に母の「コーヒー牛乳」のお話をしたので、久々に飲みたくなってきたので、今日はここまでにしておきます。


Photo:Instagram/@nabecam


母からの追記 

「インスタントコーヒー廃止」に関して

どれだけ貧乏しても、レギュラーコーヒーからインスタントコーヒーに変えたところで、年間で考えるとわずかな節約…なら、コーヒーくらいはちゃんとした味を続けよう。若い2人はちゃんとした味の分かるオトナになりたいと思っていて、今でもそれを続けています。

多才すぎる被写体

The story of mine from the past, from now on

0コメント

  • 1000 / 1000